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2011.12.03 16:49

白のいろいろ

京の小袖展に行ってきました!

京都文化博物館で開催されている『京の小袖~デザインにみる日本のエレガンス~』に行ってきました。
桃山時代から始まって、江戸時代に世の中の流れと共に柄や色彩が変わっていくのが、面白かったです。歴史などを学んでいるつもりが、気が付くとこの着物好きだなあとか、この柄を使っってみたいなあなど、素敵な小袖さんたちにクギ付けで、ガラスにおでこをぶつけそうになりながら見てきました。

会場内は、もちろん写真撮影禁止なので、趣のある文化博物館の入り口と小袖展のポスターだけでもと思って写真撮ってみました!!

by kyoko

2011.12.03 16:30

白のいろいろ

いろいろ見せて頂きました!!

京都では、出来上がっているお着物や帯などをたくさん見ているのですが、制作の現場を見せて頂いたりもしているんですよ。

その中の一軒で成謙工房さんで、友禅の下絵書きをしている所とゴム置きをしている所を見学させて頂きました。
どちらも職人技です!!ずっとされている方なので、何の迷いもなく、どんどん手が動いていくのですが、ホントにびっくりです!!
この下絵はとても細かく繊細な柄がたっぷりのお着物ものなのですが、えんぴつで、落書きかと思う簡単さで、枝ぶりのラインをメモ程度に書いた途端、ものすごく細いふでで、墨書きでもみじを書き始めちゃいました。完全に無地の紙の真ん中あたりなのに!!って感じです。

そして、この下絵を使って生地に初めて模様が写される所が、次の写真です!!下絵を置いた上に白生地をのせ、下からライトをあてる事で透けて見える、柄を薄し絵のような感じで、生地に写し取っていきます。ケーキなどのデコレーションに使うような細い口先のもので、ラインを書いていきます。着物の反物の生地は長いので、頭の上の方にのびているのが見えますね。

この後、ラインの中の模様の色が付く部分を糊でふせ、地色を引き染めしていきます。以前に一度ブログでご紹介しましたが、覚えていらっしゃるでしょうか?(その様子はコチラからhttp://kimono-haku.jp/promotion/1/blog_index.html?key=date&value=20110304)そして、蒸して色を定着させて、ふせていた糊を落とします。その後に模様の中に友禅を差していきます。もちろんこれも手書きですよ!最後に、今書いているラインを落とすと、白いラインが出現!!と言う流れになっています。

皆さんを、こういう現場にご案内する会を開催したいと思っていますので、楽しみにしていてくださいね。来年になったら、徐々にブログで発表していく予定です!!

by kyoko

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